子宮頸癌検診(膣鏡診)のリアル

 

若いピルユーザーからのご質問です。

「癌検診ってどんなことするの?」

イメージしやすいように簡単にご説明します。

 

子宮癌検診は2種類あります。

  1. 子宮頸癌検診
  2. 子宮体癌検診

子宮頸癌は、性行為により子宮頸部(子宮の入り口)に

ヒト乳頭腫ウィルス(HPV)が感染して発症する性行為感染症で、

ワクチンによる感染予防と、がん検診による早期発見、完治が可能です。

性交経験のある女性はどなたも定期的な子宮頸癌検診をお勧めします。

 

子宮頸癌検診では、子宮頸部の細胞を採取するのですが、

子宮頸部は腟の奥にあって外から見ても見えません。

そこで子宮頸部を見えるようにする診察が「膣鏡診」です。

 

 

 

 

 

 

 

膣鏡(鳥のクチバシのような器具)を膣の入り口から挿入し、

膣内でゆっくりと拡げると、奥に子宮頸部が見えてきます。

 

膣鏡には種類があり、当院で使用するのは「クスコ式膣鏡」です。

サイズが、SSS・SS・S・M・L とあり先端径と長さが異なります。

先端径 SSS=11.5mm/ SS=19.0mm/ S=23.0mm/ M=24.5mm/ L=27.0 mm

日本人女性の平均的な適合サイズがSだそうですが、

膣内に指が1本挿入できれば、SSでも検診は可能です。

当院で主に使用しているサイズは SSS・SS・S です。

 

ちなみに、産婦人科で行われる一般的な診察は次の通りです。

  1. 視診
  2. 双合診(双手診):いわゆる「内診」
  3. 膣鏡診
  4. 経腟超音波検査

子宮頸癌検診だけご希望の場合は、

内診や超音波検査は必ずしも必要ありませんが、

同時に、内診や超音波検査もしておくと、

子宮や卵巣の他の病気も早期に見つけることができます。

 

少しは子宮頸癌検診のイメージが沸きましたでしょうか?

 

 

志馬クリニック四条烏丸

志馬裕明

 

二度漬け禁止の香り?CULTI

 

おもてなしの空間を準備するのに、

水と光と空気への配慮は重要です。

 

特に香りは、

個々の好みも多様であれば、

その時々の心や身体の状態によって、

受け止め方も異なります。

 

開院から3ヶ月ほどの間に

いろいろな製品の、

いろいろな香りを、

いろいろな天候や、

いろいろな状態で試し、

いろいろな意見を伺いながら、

ひとつの答えに行き着きました。

 

「クルティ CULTI」

 

アクタスオンラインショップより)

 

時々、お店でみかけて気になっていたのですが、

これが香りの元だとは気がつきませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

SHIMECLINICでも

受付や待合室の上品な香りを

ほのかに守ってくれています。

 

 

 

 

 

 

 

 

それにしても、

無造作に飛び出したウッドスティックが

なんとも不思議な感じがします。

 

 

 

 

 

 

 

 

どうも、こんな風にみえてくるのは、

私だけでしょうか・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

いや、そういえば、

二度漬け禁止の串カツ屋にあったなぁ・・・

 

 

志馬クリニック四条烏丸

志馬裕明

 

まごころのこもった鯛

 

「おめでたい」

 

5月に開院して以来はじめて、

ゲスト(お客様・患者様)からお預かりしていたお金を、

当院キャスト(職員)に給与としてお渡ししました。

 

開院前、最初にお目にかけられたのは、

私たちの一方的ともいえる理念と信念と、

そして、ここ京のへそに設けた小さな舞台だけ。

 

それでも、

ゲスト(お客様・患者様)のお役に立てることに

こころから幸せと喜びを感じてくれて集まった精鋭。

 

彼女たちには

言い尽くせない感謝の気持ちでいっぱいです。

 

医療の世界を

できるだけゲストの視点からみたかったので、

すでにどっぷり医療に浸っていた私たちにとって、

他のサービスの世界をよく知る彼女たちの知識や経験、

そしてなにより業種を問わず大切な「もてなすこころ」は、

たいへん心地よく、心強く、私たちを支えてくれています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そのキャストの一人から

感謝とお祝いの言葉を添えて

まごこころのこもった鯛をいただきました。

 

私たちの方こそ、

真鯛を釣ってでもお送りしたい気分なのに。

 

本当に、いつもありがとう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日もまた彼女たちと、

ゲストをお迎えする準備を始めます。

 

 

志馬クリニック四条烏丸

志馬裕明

 

 

 

幸せな人は長生きする    Happy People Live Longer

 

なんとなくそうだろうと思っている方も、

これが、科学的根拠をもって証明されつつあるとなると、

俄然、興味がわいてくるのではないでしょうか。

 

先週末、参加した第12回抗加齢医学会

様々な発表や話題の中で、特に気になったのは、

Positive Psychology ; ポジティブ心理学

 

ペンシルベニア大学のSeligman先生らが提唱する心理学の一分野で、

個人や社会を繁栄させるような強みや長所を研究する学問だそうですが、

今回は、学会一のポジティブDr.坪田一男先生(慶応大学)の肝いりで、

ポジティブ心理学の重鎮・Christopher Peterson先生(ミシガン大学)が、

招請講演の演者として来日し、熱弁をふるってくださいました。

 

 

 

 

 

すでにご存じの方も多いでしょうが、

昨年「Science」という権威ある科学雑誌に、

Happy People Live Longer」という論文が発表され、

アンチエイジングの枠を超えて大きな話題になりました。

Science 4 February 2011: Vol. 331 no. 6017 pp. 542-543 DOI: 10.1126/science.1201060)

 

「幸せな人は、幸せでない人に比べて、寿命が約10年も長い」

 

ただの印象や机上の理論にとどまらず、

数多くの研究を慎重に解析して出された報告に、

高齢化社会?を生きる勇気と希望がみえてきます。

 

「幸せに生きる」

「ポジティブに生きる」

「ご機嫌で生きる」

 

ポジティブ心理学の発展と相まって、

アンチエイジングにつながる科学的根拠が、

今後ますます蓄積されていくことでしょう。

 

ちなみに余談ですが、前出のポジティブDr坪田先生、

懇親会で乾杯の音頭をとられたのですが、

いつもながらの彼のハイパーテンションは、

飲む前の一般人にはまだまだきつかったようです。

 

坪田「それでは乾杯のご発声を皆さまご一緒に!」

 

  「Happy People Live Longer!!!」

 

聴衆「・・・・・」

 

終わってみれば、もちろん大盛会でしたが(笑)

 

 

志馬クリニック四条烏丸

志馬裕明

 

 

 

 

ネマキ

 

クリニックへは、毎日、

地下鉄烏丸駅24番出口を通ります。

 

地下鉄構内から2階へと上がる階段に、

LAQUE四条烏丸の入り口が併設されているのですが、

気を抜くと、ついつい「美人な、寄り道を。」してしまいます。

 

とくにお目当ては、中川政七商店

「日本の伝統工芸を元気にする!」というビジョンで活躍する

創業300年の奈良の「小さなブランド」会社です。

 

 

 

 

 

社長・中川淳ブログ抜粋)

 

 

この京都店(LAQUE店)で開催されているのが

「夏をむかえる仕草展」

メインの商品に展示されているのが

「ネマキ」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

植木屋が庭作りのために大きな樹木を運ぶ手段として、

根を縄で縛り運びやすくする、昔から続く技法

「根巻き」に由来するネーミングだそうです。

 

「誰もが手に取れる小さな植木」というコンセプトで、

京都の植木屋さんが愛情込めて一つ一つ作った苔玉。

 

 

 

 

 

 

 

 

大事に育てられたお嬢さんを、

うちにもお一人お招きしました。

 

志馬クリニック四条烏丸

志馬裕明

 

 

不妊治療と避妊治療

 

低用量ピルというクスリがあります。

Oral Contraceptives ; OC

いわゆる、経口避妊薬です。

 

 

 

 

 

ピルは、その様々な副効用によって

生活の質(QOL)を改善することに

とかく感心が集まりやすいのですが、

基本的な主効果は「避妊」です。

 

でもなぜ、

妊娠するお手伝いをする病院が、

妊娠しないお手伝いもするのか。

 

 

加齢に伴い妊娠しにくくなる最大の理由は、

配偶子(特に卵子)の老化だと考えられていますが、

望まない妊娠とその中断を繰り返すことにより、

心身ともに健全な女性が本来持っているはずの

妊娠する力(=妊孕力)が低下する可能性が指摘されています。

 

それぞれに、今は未妊(未だ妊娠していない)の理由があるでしょう。

だからこそ、今はちゃんと避妊して、もう不妊にはならない、

それが、未来のあなたに対する「妊孕女子」のたしなみです。

 

現在の望まない妊娠を防止しつつ、

未来の望まない不妊を予防する。

 

 不妊治療専門クリニックのひとつの答えです。

 

 

 

 

 

 

 

私どもは、

単にピルという商品を売りたいわけではありません。

とにかく安く、簡単にピルを手に入れたいだけなら、

ほかにも選択肢(提供する店舗やサイト)はあるでしょう。

でもそこに、

未来のあなたにもきちんと説明できる良心があるかどうかは、

かなり疑問です。

 

無防備なセックスで体内に進入する性行為感染症が、

明らかに不妊の原因になるとWHOは警告していますが、

ピルではこの性行為感染症を防止できないということを、

ピルをすでに使用している本人たちでさえ、

まだあまり理解していないようです。

 

「ピルさえ売れればよい」というひとから、

「ピルさえ飲んでればよい」というひとへは、

「本当にたいせつなこと」が伝わる余地はなさそうです。

 

 

ピルOCを通して、

「健やかで幸せな未来」を築くお手伝いができれば。

 

 

志馬クリニック四条烏丸

志馬裕明

 

 

 

SHIMEのつぼ・蔦格子

 

クリニックの受付では様々な種類のご相談を承ります。

身体やこころに関する不調、

費用や助成金についての質問、

はては、ダンナに対する不満から、

もちろん、クリニックに対する貴重な意見まで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

単なる「お支払いカウンター」なら、

オープンなスペースにあっても、

ホテルのチェックアウト同様、

順番に並んでいただいても、

別段気になることもないのでしょうが、

人生の悲喜こもごもが突然繰り広げられる、

ある意味ここは、一つの「ステージ」です。

 

それぞれの「ステージ」に 主役は一人が理想。

次の主役には、ご自分の出番を袖で待つ間、

多少なりともお待ちいただく必要がでてきます。

 

私も用事で受付のゲストの前を通ることがあるのですが、

実はここを通るのがあまり好きではありませんでした。

 

理由は二つあります。

ひとつは、ゲスト(お客様・患者様)の疲弊した顔を拝見するのが嫌だから。

もう一つは、キャスト(当院職員)の疲弊した顔を見るのが嫌だから。

 

ゲストも、キャストも疲弊している理由は、

大きく分けると二つあると思われます。

 

一つは、しくみの問題。

そもそも、お待たせすることが容易に想像できるような、

予約枠や診療体制になっていることが多い。

あるいは、そういう体制でないと、

収益的に施設自体のシステムが維持できない。

医院の課題、行政の課題、社会保険制度の課題、

そして医療サービスを享受するゲスト側の課題、

解決しなければいけない課題は少なくないようです。

 

もう一つは、構造の問題。

利便性?(誰の?)を優先した結果、

受付前には大抵、待合席が設けられているのですが、

この待合席が、なんとも「無防備」なことが多い。

「ただそこに席があるだけ」

受付のキャストとは常に正対し、

通路を行き交う人々の目にも常に晒されている。

あるいは、呼び出し画面の方を見ていないと、

いつの間にか呼ばれていて見逃すと後回しにされる。

などなど、あげればきりがありません。

 

構造に関しては、設計段階で1年近くにわたって、

「気づかい」を形にするプロセスを繰り返しました。

「受付に背中を向けた待合席」というコンセプトのために、

当初から多大な労力と心労をおかけしたにもかかわらず、

根気よくお付き合いくださった株式会社・七彩

上之山さんと宮下さんには心から感謝しております。

 

色々な角度から話し合った結果、

「受付に背中を向けた待合室」は断念したのですが、

その代わり、京都の街中で見かける

京都らしい「気づかい」をここで形にしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

受付前のSHIMEのつぼ、

それがこの「格子」です。

 

格子はとても優秀です。

空間を隔てつつも閉塞感がなく、

正面から見れば「ぬけ」があって、

斜めから見れば「かべ」になる。

ひとりの時間や空間を保ちつつも、

光と空気とこころを通してくれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

密かに進めている「院内森林化計画」の一環として、

格子には、キャストの感性でグリーンを配してもらいました。

飾り付けたキャストのそれぞれの個性がよくでていて、

ここを通る度に、ついつい頬がゆるみます。

 

受付や会計に少し時間がかかる際には、

どうぞこちらでお待ち下さい。

さらに繊細なご相談がございましたら、

受付両側に配した個室でも承ります。

 

受付前にあるもう一つの「SHIMEのつぼ」は、

お座りになってからのお楽しみ・・・

 

志馬クリニック四条烏丸

志馬裕明

SHIMEのつぼ・SONYのワイヤレスヘッドフォン

 

どんなマスターベーションがツボですか?

 

学生時代を山里の男子校で過ごしたこともあり、

このテーマは、射精活動が活発化しはじめた13歳以来、

いくどとなく、時節を変え、場面を変え、面子を変え

時に浅く、時に深く?ディスカッションを重ねてきました。

 

「シルクの手袋を利き手と反対の手にはめて・・・」

「その瞬間、机から飛んで無重力状態で・・・」

「人肌程度に冷めたヌードル。できれば○○社の・・・」

 

今思えば、

リプロダクティブヘルス・コンシェルジュとして、

「都市伝説を科学する」風土は、この時代に培われた気がします。

 

生殖医療(不妊治療)では、

男性の精液を検査や治療に使用します。

このためには「自分で精液を採取する」必要があります。

しかも、この精液は射出から時間がたてば、

経時的に弱っていくことが分かっていますので、

可能ならば、検査を行う施設で採取することが望まれます。

(参照:世界保健機構(WHO)の精液検査ラボマニュアル

 

となると、検査を行う施設で、

採精できる環境を整えておく必要があるのですが、

実は、この「環境」がとても重要だということが分かっています。

特に「採精時の性的興奮具合」が精液の質を左右する可能性が指摘されています。

(参照:拙ブログ「精液は「イキ」が肝腎」)

 

つまり、

良い精液検査結果を得るためには、

「気持ちよくイケる環境作り」がかかせません。

 

とはいえ、

オフィスビル内にある、

お世辞にも広いとはいえないクリニック内で、

「気持ちよくイケる空間」を確保するのは難題です。

 

そこで、よく使われるのはヘッドフォン。

もちろん部屋の中から鍵を閉めていただき、

安心して採精に集中していただけます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここで、SHIMEのつぼ。

実際にヘッドフォンをして採精を試みると、

二つのことに気がつきました。

 

ひとつは、音質。

そこまでこだわらなくても、という貴兄の声も聞こえますが、

やはり「その時の息づかい」や「現場の臨場感」は重要です。

 

もう一つは、コード。

ヘッドフォンをつけて再生機器とつながると、

コードがちょうどアノあたりにかかってしまい、

どうにも気になって集中できません。

 

そこで出した結論がこれ。

高音質サラウンドでワイヤレス。

実際に、視聴してみましたら

・・・

これ以上は、朝からとても申し上げかねます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆さまのお越しを

お待ちしております。

 

志馬クリニック四条烏丸

志馬裕明とワイヤレスヘッドフォン

 

追伸:いつかは3D

 

SHIMEのつぼ・祇園小石のあめさん

 

オフィスの中は

とかく乾燥しがちです。

 

来てくださるゲスト(お客様・患者様)にとっても

働いているキャスト(クリニック職員)にとっても

この乾燥は大敵。

クリニックにきて、のどや、肌をやられていては、

「健やかで幸せな未来の礎となる」理念も色あせます。

 

温度や、湿度、空気の澄み具合は

ゲストをお迎えする上で大切なおもてなしのひとつ。

クリニック内には、

至る所に、空気清浄機と加湿器を設置しています。

その数は・・・聞けばひくかもしれません(笑)

 

でも、どんなに空間に気を遣っていても、

少し緊張すると、やっぱりのどは渇きます。

 

そんな時は、

「あめさん」をお一つどうぞ。

 

SHIMEのお気に入りは祇園小石さん。

「ひと粒のくつろぎ」をコンセプトに

祇園石段下に店を構える創業七十余年の京の飴屋さん。

変わらぬ伝承技法で造られる京飴は

銅鍋(あかなべ)によって高温で煮つめ

短時間で冷却、成形されているそうです。

その特徴は透明感にすぐれ、舌になめらかで、

とてもあと口が良い逸品です。

 

こけ玉と一緒に

皆さまのお越しを

お待ちしております。

 

志馬クリニック四条烏丸

志馬千佳

詩仙堂2012小満

「凸凹とした未開拓の土地がありました。

終の棲家と定めし一人の壬がいました。

山門をくぐり石段を登ると・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

石段を十段ほど上がると、

こんな感じで別世界へと誘われます。

 

詩仙堂の名で知られる名庭園の名は、

正しくは「凹凸窠(おうとつか)」

でこぼこした土地に建てた住居、という意味だそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

この凹凸窠の中心に位置するのが、

中国の詩家三十六人の肖像に囲まれたこの「詩仙の間」

狩野探幽の絵と石川丈山の詩が見事に融合しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

丈山は五十九歳でこの詩仙堂を造立し、

没するまでの三十余年を、

清貧の中に聖賢の教えを自分の勤めとし、

詩や書や昨庭に寝食を忘れてこれを楽しんだとか。

 

・・・うらやましすぎる

 

造立から三百七十年。

厳かな響きは、いまなお粛々と、

訪れる人の心を打ち続けています。

 

志馬クリニック四条烏丸

志馬裕明